謎のスピーカー、S&J。300円。

デジタル化して、再生はどないするねん、ということですが、

iFi nano idsdを使っております。

スペックと音と費用は申し分ないと言っていいと思います。

また、バッテリー駆動が可能なので原理的にUSBの電源ノイズを考慮しなくていい点も音質的に有利なはずです。

 

問題は、イヤホンとRCA出力の切り替え時に右チャンネルしか出なくなること。

しかも再現率ほぼ100%。

夜はイヤホン、昼はRCAからアンプにつないでスピーカーで聞くので、

大変困っています。

一度修理に出し、基盤交換となりましたが症状は変わらず。

ある意味一定の品質(笑)

 

WEBで情報を集めると、どうもジャック品質に問題があるようです。

技術があれば部品を交換するのですが、

基盤に実装された部品の交換はちょっと難しい。

 

DSDを無視すれば、現状困らないし・・・

保障期間内なのでリセールも効くし・・・考え中です。

 

で、今回はスピーカーの話。

表題の「S&J」、ご存知の方は少ないと思います。

WEBでも会社名などの情報がまったく無い、謎のスピーカーです。

 

が、この形には見覚えがありました。

ヤフオクで見かけるのは、箱が木製と金属製の2種類。

木製のはMarantzのLS-5Aに酷似。(ツイーターがちょっと違う)

金属製のはRadioshack・Realisticの超ロングセラー、minimus7そのものです。

minimusはebayでネットワークのアップグレードキットも売っているほどの有名機種。(かなり安く売られていたようですが)

海外では"poormans LS3/5A"と書かれることもあり、使い方を選べば大変コスパの良いスピーカーと思います。

両方とも、捨て値で出てましたので買ってみました。

 

かなりずっしりと重く、まじめに作られたことがわかります。

ユニットは同じように見えますが、鳴らしてみると音が違います。

金属製の方はモニター系のはっきりした音。木製はBGM的な鳴り方をします。

他にも別ブランドで作られたようですが、機会があったら聞いてみたいものです。
ただ、LS3/5Aは・・・さすがに誉め過ぎ。ゼロが2つ3つ違いますから。。f:id:poor_audio:20141103225227j:plain